くせ毛専門特化美容師がサロンワークでも使用している30代以降の大人世代くせ毛さんにオススメできるシャンプー&トリートメントのお話。
僕のサロンワークは99%くせ毛のお客様なのですが、その中でも30代以降のいわゆる「大人世代」の方がほとんどです。
髪の劣化は大体27歳くらいから始まるため、20代前半までは正直なところ何を使っていてもさほど髪質に左右する事はないのですが(スキンケアでもそうですよね)20代後半からは同じようにはいかないんですよね。
実際にあなたもこういった変化を感じた事があるかもしれませんが、僕も毎日のサロンワークでこれは実感しています。自分もそうですし。
くせ毛を活かす→スタイリング剤+α の役目
なので活かすというよりも「扱える髪にする」のがシャンプーやトリートメントの役目。
今日はこの大事なベースケアを、髪質やくせ毛のタイプに合わせてオススメできるものを3つご紹介してみます!
目次
くせ毛さんにおけるシャンプートリートメントの役割
髪はよく「肌」に例えられます。
ヘアケアもスキンケアと同じでそれぞれ
- シャンプー→クレンジング
- トリートメント→化粧水
- アウトバストリートメント→乳液、美容液
このような役割があります。
20代前半まではこの基礎化粧の部分よりもメイク用品の方に比重を置いていても肌質や髪質は劣化しにくいですが、30代に入ってくると少し変わってきますよね。
カラーやパーマ等の薬剤への耐性が弱くなったり、髪内部の密度の低下でパサつきやうねりがきつくなったりと徐々にですが確実に変化は出てきます。
流行りのバームやヘアスプレー、人気の香りのヘアオイル。
これらを追うのも楽しいですが、そこよりも「髪の質」を保ちたい大人世代の髪には個々の髪の特徴に合ったシャンプーとトリートメント選びが優先的になってきます。
くせ毛さんこそサロントリートメントではなくホームケア
大人世代のデリケートな髪、その中でも「くせ毛」に絞って考えると「うねりの強弱関係なく元々乾燥しやすい」という性質がケアすべき点として出てきます。
これは髪が持つたんぱく質のバランスによるものなのですが、肌質なんかと同じで何か1つしたからといって変わるものではありません。
月1のサロントリートメント施術で解決するのではなく、デイリーケアで付き合っていくもの。
そこで考えるべきは
元々、乾燥しやすいくせ毛さんには過度な洗浄力は要らない
乾燥しやすい髪に過度な洗浄力は要らないという事です。
スキンケアでも乾燥肌の人が洗浄力の強いクレンジング使うと荒れますよね。それと同じ。
ホームケアを選ぶ時の絶対に外せない要素です。
くせ毛さんにはお湯シャンやノープー、コーウォッシュ等を取り入れるのもオススメ
食生活や今の皮脂量にもよりますが毎日ではなく2日に1回シャンプー剤を使ってノーシャンプーデイを作ったりして調節するのもいいです。
お湯シャンやノープー、コーウォッシュ等のシャンプー剤を使わない洗髪方法は元々カーリーヘアが多い地域から生まれたので。
ただ1つ。
気候が日本は違うため(乾燥帯の地域ではないため)完全に脱シャンプーするのではなくて上手く取り入れる方を僕は推奨します。
- 過度な洗浄力のものは避ける
- 状態によってお湯シャンも上手く取り入れてみる
この2点を抑えた上で、次にもう少し細かく髪質やくせ毛のタイプに合わせたシャンプーとトリートメントの組み合わせをご紹介していきます。
パサつく、広がる、波状毛のくせ毛を収める
パサつき広がりまとまらない。
ゴワつきが出て髪の質感が硬く感じる。
およそ7割方のくせ毛さんがこちらのタイプに当てはまると思います。このタイプの髪に必要なのは高い保湿力とうねりの悪化を抑える作用です。
そこでオススメなのが
パラシャンプー&パラトリートメント
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毛髪アンチエイジング素材の効果でうねりを抑える
パラシャントリの特徴は髪質改善にも使用されるレブリン酸やマレイン酸による毛髪強化力と保水率の向上、様々な保湿剤と天然油脂の高い保湿力があります。
また、植物由来の毛髪アンチエイジング素材エルカラクトンの効果で後天的なうねりの悪化(ダメージや乾燥等)を抑制する効果もあります。
くせ毛に特化したプロダクト。
日本人のほとんどのくせ毛と相性が良く次の捻転系のくせ毛さんも、肩下以上のレングスならこちらがオススメです♪
チリつく、エイジング毛、捻転毛のくせ毛でショート〜ボブまで
チリつきがあり乾くと強く広がる捻転毛のくせ毛さん。
エイジング毛と呼ばれる表面付近にジリついた浮く髪が出てきた。
こういったお悩みがある方のケアのポイントは髪の収斂作用と髪への刺激をマイルドにする事です。
こちらのパターンだと
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髪のエイジングの悩みに応えるクリームシャンプー
ビータークリームは髪と頭皮を両方ケアできるオールインワンクリームです。そのため肩上レングスまでならトリートメントは要らずこれ1本でケアが完結します。
クリームタイプのため脱脂力や刺激は控えめで、髪密度が低くなっているエイジング毛でも安心して長期使用が出来るクレンジング。
自宅で出来る髪質改善トリートメントのような設計のため保湿力が高いのも特徴ですが
髪を疏水化、収斂させて引き締め髪自体の保湿力を上げるため捻転毛やエイジング毛のように強く広がりまとまらない髪を落ち着かす効果があります。
きゅっときめ細かい感じの質感に仕上がりますよ♪
縮毛矯正毛のアフターケアに
縮毛矯正されている方へは、上記2つと少し傾向が変わっています。
縮毛矯正は髪の整形術のようなもので見た目の艶感等は簡単に手に入りますが、その裏で熱を使う施術特有の髪の硬化が徐々に出てきます。
その美しさを保つためにこれがポイントで、この熱のダメージに注意してみるとオススメできるのが
リリミミシャンプー&リリミミトリートメント
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多種多様な補修成分と熱ダメージへのアプローチ
リリミミシャントリは多種の補修成分と揮発性成分のシクロペンタシロキサンによって髪1本1本がサラッとした独特の質感に仕上がります。
保湿は効いているのに軽いまとまりなため縮毛矯正のサラサラ艶髪の良さが最大限に引き出されます。
そしてこの補修成分が熱ダメージによる劣化や硬化を和らげる効果もある珍しいホームケア。
過剰な油分による見せかけの収まりではないため長く付き合っていきやすい縮毛矯正用シャンプートリートメントですよ♪
超敏感肌の方にはこの選択肢も
また、余談ですがシャンプーで頭皮や肌が荒れやすい超敏感肌の方はこちらのフラワーズを使われている方もいらっしゃいます。
これ単体ではなくお湯シャンの習慣等も取り入れてケアしていくとリスクは抑えながら理想の髪質も叶えやすくなります。
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お悩みの方は1度、目を通してみてください♪
まとめ
くせ毛専門特化美容師の大人世代のくせ毛を扱うためのシャンプーの考え方と選び方いかがでしたか?
オススメに挙げたものは僕が自分に使っていたりサロンワークで使っているものですが、これだけが絶対に正解という訳ではありません。
大事なのは何でそれをチョイスしたのかとかこの髪質に必要なものはという考え方の部分です。
お湯シャンの習慣を取り入れてみるって部分もそうですが、まずは可能な範囲から徐々に変えていってみましょう。
くせ毛ってコンプレックスの代表みたいな見られ方しますが、土台が整って活かし方が分かれば、そうでない人には真似できない絶対的な個性としてあなたの魅力の1つになります。
ジャパニーズストレートヘアもいいですが世界ではカーリーヘアを楽しんでいる人も同じ数いるんですよね。
くせ毛は悩むものよりも活かすものですよ♪
ではでは。