くせ毛の活かし方は人それぞれ。
決まった形はなく好みでカスタマイズしていくのが僕は正解だと思っていて。
くせ毛を活かす手法として代表的なのがカーリーガールメソッドですよね。
めちゃくちゃ簡単にまとめると
- マイルドなシャンプーで、かつ回数は週2回ほど
- もしくは脱洗でお湯シャン
- ジェル系スタイリングでウェット仕上げ
これらが特徴。もちろんこのメソッドを応用したりしてくせ毛を活かす場合もありますが、それ以外にも活かし方ってけっこうあるんですよね。
ふとそう思ったので今回は実際のお客様の例をご紹介してみようと思います♪
目次
捻転系のウェーブを活かしたボブ
最近before全然撮ってないのでいきなりafter。笑
今回けっこうバッサリカットされたお客様で、長さが全く変わったのでアウトバスからスタイリングまでの流れを今までと変えてみました。
以前はカーリーガールメソッドを取り入れたジェル仕上げでしたが今日は全く別のものに。
ジェルのパキッと感が割と苦手ではいらっしゃったので。
捻転毛のくせ毛は特徴を知って手懐ける
ちなみに7年前に初めてご来店頂いた時は
こんな感じで脱縮毛矯正の途中でした。
捻転系のくせ毛さんで
- 乾くとジリっと広がる
- 濡れているとウェーブが出る
髪を扱う上でこれらの特徴がポイントになっていました。
くせ毛を活かすための水分と油分の関係
くせ毛さんはうねりの強弱関係なく元々に髪が乾燥しやすい性質があって、それを何かしらで補ってあげる必要があります。
油分や水分をアウトバスやスタイリングで補充するんですよね。
これをもう少し細かくいうと
水分→カールやウェーブを出す
油分→くせ毛の広がりを収める
水分を足せばキレイなくせ毛の動きが出るし、油分を足せば収まりが良くなる。そんな解釈でオッケー。
カーリーガールメソッドで仕上げに髪を濡れている状態でジェルを使って固定するのもこの性質と捻転系の特徴を利用したものですね♪
捻転系くせ毛ボブのスタイリング方法
で、今回のお客様にご提案したのはそれじゃなくてホホバオイルとクリーム、ムースをアウトバス〜スタイリングに使用した組み合わせです♪
アウトバスはゼロワンゴールデンホホバオイル+カーリーミークリーム
まずアウトバス(夜のドライヤー前のトリートメント)にゼロワンゴールデンホホバオイルとカーリーミークリームを混ぜたホホバインクリーム。
ホホバオイルって髪に有効な濃度にまですると分離するので都度混ぜた方がいいんですよね。
ゼロワン1プッシュにクリーム100円玉半個分がオススメです。
クリームの水分でウェーブを出しつつもしっとりとまとまりがでるケアコンビでこれで土台を作ります。
多少オイリー感が出るくらいの使用量でも寝ている間に髪に馴染むので朝は良かったりもします。お好みの加減を探してみてください♪
朝のスタイリングにムース+ゼロワンゴールデンホホバオイル
スタイリングは濡らしてジェルじゃなくてそのままムースを揉み込んでキレイなウェーブを復活。
パーマを扱う感じとほとんど一緒ですね。
なのでウェーブヘア用やパーマ用のムースで大丈夫です♪僕のオススメはウェーボ スプリングパフ。
7年ずっとこれ使っています。(Amazonにありますよ)
そしてここが1番のポイント!
ムースを馴染ませてウェーブを出した後にゼロワンゴールデンホホバオイルを重ね付け。
ムースって便利なんですが揮発しやすいってデメリットがあって、スタイリング直後は良いんですが時間が経つとパサつきが出るんですよ。
それを補うためにホホバオイルを重ね付けして揮発を防ぎましょう。
持続性が全然違ってくるので髪の乱れを気にせずに過ごせるようになりますよ♪
カーリーガールメソッドが苦手な方はお試しを
髪を毎朝ウェット状態にしてジェルで仕上げ。
「そんなの毎日はちょっと面倒くさいかなぁ…」
「ジェルの仕上がりが本当は好みじゃないんだよねぇ…」
そんなお悩みがあった方には今回のゼロワンゴールデンホホバオイルとカーリーミークリーム、ムース(スプリングパフ)の組み合わせはすごくオススメです♪
ナチュラルにくせ毛を活かして楽しむ。
くせ毛の活かし方に決まった形はありませんしこれだけが正解っていうのもありません。
なのでもっと自由に髪を触ってみて、自分だけの好みを見つけてみましょう♪
今回の例がその何かしらの参考になればと。
ではでは♪