くせ毛は抑えるものではなくて活かすもの。
ここ1〜2年ほどで「くせ毛」の常識もだんだん変わってきたなぁと感じています。
僕が7年前にくせ毛特化美容師として本格的に活動し始めた時には「くせ毛は長め重めで押さえこむもの」とネガティブな印象しか周りにはほぼなく、くせ毛を活かすっていうと何それ?みたいな反応が多かったんですよね。
でも最近はSNSを徘徊していても「くせ毛を活かす」ってワードをちょくちょく見かけるようになったなと。
縮毛矯正一辺倒や切っちゃダメって(実際はそんな事ないんだけど)散々言われて選択肢がなかった時代から、個性を活かせる良い時代になりましたよね。
先日もお客様とまさにそんなお話をしていました(笑)
今の世の中「くせ毛という個性を活かす」そのハードルはかなり下がっているのではないかなと。僕はそう感じます。
さて、先程から「くせ毛を活かす」という言葉を連発していますが、もう少し解像度を上げて具体的にくせ毛を活かす方法について紹介してみようと思います。
くせ毛を活かす=適したカット+髪質に合ったスタイリング剤
これが僕が考えるくせ毛を活かすために必要な方程式で
どうしてもヘアスタイルってカットだけで考えがちですが、カットでは髪の性質自体は変える事が出来ないのでそれ以外のフォローが必要なんですよね。
ただスタイリングするだけじゃなくて、くせ毛の元々の性質にあるメリットとデメリットを上手く引き出したり補えるものを見つける。
もちろん適したカットも大事ですがここも必須な部分。
髪質によってはしばらくカットしていなくてもスタイリングで多少強引に活かせたりも(笑)それほど重要な項目なのです。
そこで今日は3つのくせ毛さんのタイプ別に、それぞれ1番適したフォローアイテムをご紹介してみようと思います♪
ぜひ日々のくせ毛ライフに活かしてみてください♪
目次
広がりよりもうねりが気になる波状毛さん
乾燥による広がりはそこまでなく、どちらかというとうねりによってまとまりが悪くなるくせ毛さんが欲しいのは重くない艶感。
艶がプラスされるとアイロンで巻いたような仕上がりにくせ毛が変化します♪
ただ重たすぎるスタイリング剤だと上手くくせ毛の動きが活きないので注意。
カール系くせ毛を活かすならVoiヘアバームがオススメ
質感は軽いのにバーム特有の艶の再現性はそのままというドンピシャのアイテムです。
うねりよりも乾燥による広がりが強い波状毛さん
くせ毛のリッジもしっかりあるけど、くせ毛さん特有の乾燥によって広がりが強く出てしまうくせ毛さんは保湿力と束感に注目してみましょう。
1日ちゃんと続く保湿力で広がりをカバーし束感でうねりをまとめられれば、柔らかい印象のヘアスタイルに♪
乾燥しやすいくせ毛ならMERAYバターがオススメ
ゴールデンホホバオイル65%以上配合という変わったアイテムなのですが、これが抜群の保湿力を生んでいます。
また髪の硬さもこのタイプのくせ毛さんは気になると思いますが、ホホバオイル由来の髪内部の保湿で柔らかい質感も再現出来ますよ♪
ジリジリとした捻れで収まらない捻転毛さん
ジリジリとした、うねりというよりも1本1本の髪の捻れで広がりがあるくせ毛さんに必須なのはウェット状態の形をキープする事。
いわゆる捻転毛のくせ毛さんは乾いた状態だと広がりと髪の捻れによって扱うのが困難になりますが、濡れている水分を含んだ状態だとめちゃくちゃキレイなウェーブが出るんですよね。
この性質を上手く活かしてあげる事が重要。
ウェット状態を再現する代表的なスタイリング剤はムースですが、ムースだと持続性がかなり低いためここ最近のオススメはカーリーミージェル。
捻れ系くせ毛を活かすならカーリーミージェルがオススメ
髪質的には1番活かすのが難しそうに思われがちな捻転毛さんですが、ジェルを使いこなせれば実は1番楽に手懐けられます。
髪をしっかりウェット状態(でも滴らないくらいに)にして揉み込むだけ。
ゼロワンゴールデンホホバオイルと組み合わせて保湿力上げるのもオススメ♪
まとめ
くせ毛さんが揃えるべき厳選スタイリング剤3選でした♪
くせ毛さんは合うスタイリング剤と合わないスタイリング剤がはっきり分かれるので自分にマッチしたアイテムを見つけ出すのがなかなか困難になりがちですよね。
ぜひ今回の3つは僕もサロンワークで頼りにしているアイテム達なので参考にしてみてください♪
くせ毛は活かす時代に
その他スタイリング剤以外のくせ毛さん用ヘアケアアイテムはこちらでもご紹介していますので1度読んでみてくださいね♪
くせ毛を活かすのに追い風の時代。
このタイミングであなたの個性を引き出してみてはいかがでしょうか?
ではでは。