夏の思い出は残してもヘアダメージは残したらダメですよ。
台風がひと段落したと思ったらまた猛暑日に戻りましたね。今年の夏はこの暑さの影響もあって、そろそろ髪の傷みが気になってきた頃ではありませんか?
サロンでもこういった「時期的なダメージ」のご相談が実際に増えてきています。
さて、夏の髪のダメージっていえば「紫外線」が真っ先に思い浮かぶかとおもいますが、実はこれ正解ではあるのですが惜しいんですよね。
今日はそんな1年で1番ヘアケアが大切なこの時期に知っておいて欲しい傷みの根本とケアのポイントについてお話してみます。
目次
この時期に1番傷むのはこういうカラクリも
この時期に髪が傷みやすく劣化が目立ってしまう原因。
それは紫外線もあるのですがもう少し深ぼって見ると「髪の状態」に起因します。
髪が濡れている状態はデリケートになっている
汗かいたり海いったりいろんなタイミングでこの時期は「髪が濡れている状態」である事が多いですよね。
髪って
- 乾いている状態で安定して
- 濡れている状態だと不安定
簡単にいうとこういう性質なんですよね。なので「濡れている状態だとダメージを非常にうけやすくなっている」とてもデリケートな状態。
そのため紫外線や物理的な日常のダメージ(摩擦や引っ掛かり)普段はそこまで気にしなくてもいいものでも負荷が何倍にもかかってしまうのです。
それこそ、ブラシで梳くとビヨーンっと伸びてしまうような感じになったり。
この根本の仕組みを知っているかいないかで髪の扱いは大きく変わってくると思います。
ビショビショの髪をキツく縛ったり、無理に絡まりをほどこうと強くブラッシングして引っ張ったらダメですよ!
アウトバス頼りはちょっと違う
かといって汗かくなとか都度拭いてとか絶対に無理な話です。
なので夏の後半にはヘアケアに力を入れる方が多いのですが、よく聞かれるのが「どんなものつけたらケアできますか?」といったドライヤー前のアウトバストリートメントについてのご質問です。
ですがこれはちょっとポイントがズレちゃってて
ヘアケアをお肌のスキンケアに置き換えると
•アウトバス→最後の美容液
といった感じで質感やその前の基礎化粧の効果を上げる役割なんですよね。
こういった「ダメージ」に対してのケアでは「基礎化粧」の部分の効果が重要になります。
髪の基礎化粧になるシャンプートリートメントから見直してみよう
•基礎化粧→ベースケア(お風呂場でのシャンプートリートメント)
こっちだったんですよね。
クレンジングや化粧水みたいにダメージに対応する内部に作用できるのはアウトバスではなく(ゴールデンホホバオイルは例外)ベースケア。
ダメージケアには小手先ではなく土台になるケアから変えてみて
なのでこの時期のヘアケアの考え方としてはアウトバスのオイル等を変えたり使用量を増やしたりするのではなく、ピンポイントに効かすのならお風呂場でのシャンプートリートメントを見直し今の髪質に合わしてみてください。
何つけてもフォロー出来なかった髪の手触りがグッと変わっていきます。
▶︎こういう時にこそうちのベースケア達が輝くのでぜひこちらもチェックしてみてください♪
滑らかで落ち着きあるまとまりが欲しいくせ毛さんはパラシャンプー向き
さらっとスルッとした軽やかな質感が好みのロングヘアさんはリリミミ向き
両者ともに低刺激かつ柔らかい泡立ちとサロントリートメント並みの高補修補強成分できっとあなたのお役に立てますよ♪
今の髪のダメージは数年先まで
髪のダメージはそのままにしておくと基本的には悪化していき、数年先までつきまといます。
どんなものを使うかも大事ですが、髪の事や原理を知る事で間違ったヘアケアで労力を無駄にすることもなく先の健康美も保っていけるのです。
傷みの種類や原因、必要なケアのタイプ。ちょっと最初は難しく感じるかもしれませんが「髪を知る」ってヘアケアもしてみてくださいね♪
ではでは。