最近は朝晩は涼しくなり
すっかり秋っぽくなりましたね。
あまり他のサロンではないかもですが
僕のところはこの時期になると
縮毛矯正を辞めて地毛を活かしたい
ってご相談が増えてきます。
季節の変わり目なので
「なんか今までと変わりたい!」
そんな心境の変化から
ずっと続けてきた
縮毛矯正を卒業して
「元の地毛を活かしていきたい」
ってご相談やご依頼。
こうやって書いてみると
わりとカジュアルに
すんなり脱して髪型を変えれるって
思われている方もいらっしゃいますが
実はそうではなく
脱縮毛矯正には
いくつかの壁があるんですよね。
そこをおさえておかないと
「切ってみたもののとても扱えない」
なんて事にもなりかねません。
そこで今日は
縮毛矯正を辞める際の
大事なポイントと
ちょっとした裏技のお話です♪
目次
縮毛矯正を辞めたい人はけっこういる。だけど…
過去に何度か
縮毛矯正を辞めてみて
元のくせ毛で過ごせるように
チャレンジしてみたものの
扱いきれず挫折してしまった。
そんな経験をされた方も
多くいらっしゃいます。
「思い切ってカットしたけど
毛先が暴れてまとまらない」
「自分で思っていた以上に
元のくせ毛に手こずってしまい
結局、矯正してしまった」
こんなお話をよく聞きます。
脱縮毛矯正に失敗する人の共通点がある
ただ、それらの方の
約9割に共通する点が
あったんですよね。
それが
脱縮毛矯正の大事な2つの要素を
おさえて切ってもらえていない。
また、教えてもらっていない。
脱縮毛矯正で失敗しないために必要な事
縮毛矯正を辞めくせ毛を活かす際に
覚えていなければならない2つの要素
くせ毛を活かすために地毛が必要
1つ目は
ヘアスタイルを構成する
全ての髪が地毛のくせ毛に
なるようにする。
基本的にヘアカットというものは
ストレートに合わせて切るか
カールやウェーブに合わせ切るか
2択しかありません。
脱縮毛矯正できない人の原因はほとんどこれ
それが
根元はくせ毛で毛先はストレート
みたいに混在した状態で
中途半端に切り終わられてしまうと
絶対にまとまりは生まれません。
毛先のストレートに合わせ切ると
根元中間が膨らみ
歪な髪型に
根元のくせに合わせ切ると
毛先は言うこと聞かず暴れます。
髪型として成り立たないんですよね。
「失敗された…」
の原因はほぼこれ。
そのため
望むスタイルまで
地毛が育つまで待つ期間が
どうしてもできてしまいます。
くせ毛を活かすためのスタイリング剤を見つける
もう1つが
脱矯正した先の元のくせ毛の
扱いを知っておく事。
難しいように感じるかもしれませんが
日本人のくせ毛さんはほぼ
波状毛と捻転毛の
2種類に分かれていて
個々のくせ質に応じた
フォローアップアイテムを
あらかじめ知っておけばいいだけ♪
案外ここは
そんなに難しい話ではありません。
こちらも参考に♪
まぁやはり
脱矯正の最大のネックは
「長い期間がかかる」ですよね。
だけど
こんな方法もあります。
デジタルパーマで脱縮毛矯正する奥の手も
こちらのゲストは半年前に
縮毛矯正された方。
→【くせ毛ボブから縮毛矯正の丸みボブへのチェンジ】コンプレックスは自在に個性として扱うのもアリ
その時の仕上がりは
こんな感じで完全にストレート。
で、今回
やっぱりくせ毛ボブに戻ります
と言う事で
こんな感じに
良いニュアンスのショートボブ♪
でも
脱縮毛矯正の基本は
全ての髪がくせ毛である事。
逆算しても
根元から6~7センチしか
地毛がありませんよね。
ショートボブなら
構成する髪が入れ替わるまで
1年~1年半はかかるはずなのに
なぜか馴染んでいますよね。
この秘密はデジタルパーマ。
デジタルパーマでストレート部分を地毛に近づける
要は
ストレート部分をカールに形成し
ギャップを埋めたのです。
出来る出来ないは
毛先のダメージレベルに
左右されてしまいますが
こんな裏技もあるんですよね。
ただ
事前に担当の美容師さんと
必ず相談して下さい。
矯正もくせ毛を活かすも選択肢は自由だという事
くせ毛ボブで過ごしていたけど
縮毛矯正で艶髪に。
でもやっぱり脱してくせ毛ボブ。
そう。
自由に楽しんでいいんですよね。
矯正のスタイルにも
くせ毛のスタイルにも
それぞれのメリットがあります。
その年や環境に合わせて
髪型も変化させてみても
いいのでは?
僕はそう思います。
もし今あなたが
不本意にまた仕方なく
縮毛矯正を続けているのなら
そして
本当は元々のご自身を
活かしていきたいのなら
今回のポイントをおさえて
脱縮毛矯正に
チャレンジしてみるのも
良いんじゃないかなと僕は思います。
なりたい自分になりましょう♪
そうすれば
憧れていた理想像が
手に入るかもしれませんよ♪