くせ毛って聞くと、どうしてもネガティブな印象を持ってしまいがちで、基本的には「抑えたり」や「ストレートにする」そういうものだと思われていますよね。
ただここ数年、もう1つの選択肢として「くせ毛を活かす」というのも徐々に浸透してきました。
実際に僕の日々のサロンワークもこの『くせ毛を活かす』が今や主体になっています。
くせ毛って実はネガティブなものじゃなくて「個性」として取り入れられるものなんですよ。
昨年末くらいからパーマのウェーブスタイルが流行りになり出した今。
あなたのその唯一無二の個性を活かすチャンスです♪
そこで今日は、日本人に最も多いくせ毛、波状毛と捻転毛の活かすコツをお話していきます♪
目次
まずはどちらのくせ毛の特徴が強く出るかチェック
くせ毛を活かしていく上でまず、自分のくせ毛は波状毛か捻転毛のどちらの特徴が強く出るかを知らなければなりません。
波状毛と捻転毛でその扱いのポイントや必要なものが大きく変わるからです。
なので色々と準備したり知識を入れる前にご自身のくせ毛のタイプをチェックしましょう♪
見るべきポイントは、髪が濡れている時の状態です。
捻転毛か波状毛かくせ毛のタイプチェック
お風呂場等で髪をしっかりと濡らしてみて
- 乾いている時はジリッとしているが濡れるとウェーブになる→捻転系
- 乾いている時のカールが濡れるとなくなるor弱くなる→波状系
こんな感じ♪
そしてくせ毛を活かすために最も必要なのは、カットやケアももちろんですが「くせ毛のタイプにあったスタイリング剤」です。
では次にこの2つのタイプのくせ毛の扱い方のコツと必須なスタイリング剤を見ていきましょう。
波状毛のくせ毛さんの扱うコツ
波状毛のくせ毛さんは、その持ち前のカールで柔らかい雰囲気を出すのに長けていてボブやショートボブと特に相性が良いです。
この柔らかい元々の雰囲気を邪魔するのが乾燥で、これをうまく対処すれば活かしやすくなります。
スタイリング剤の選定も、くせ毛の動きがあるためセット力はそこまで必要なく保湿力が高いものが基本になりバームやバター等の油分が多いものが最適です。
波状毛を活かすスタイリング剤の例(細毛猫っ毛さん)
⚪︎髪が細め猫っ毛の波状毛
アウトバスオイル(ドライヤー前のトリートメント)
スタイリング
パサつきが出て艶が出にくい細めの波状毛さんは保湿力も大事ですがベタつくとアウトなため軽めのものが最適。
毛先の絡まりを滑らかにほどくアルトオイルと保湿力は高いのに軽くベタつかないスタイリング剤Voiの組み合わせがオススメ。
波状毛を活かすスタイリング剤の例(普通〜硬毛)
⚪︎髪が普通〜太めで硬い毛質の波状毛
アウトバスオイル
スタイリング
髪の硬さが出る波状毛さんは前者と比べて髪の内側からのアプローチで柔らかさを出していきます。
髪の内部からしっかりと保湿を効かせるゴールデンホホバオイルと、そのゴールデンホホバオイルを65%以上含む高保湿力のミレイバターが良いコンビです。
各アイテム、クリックすると詳細ページに移動しますので1度ご覧ください♪
捻転毛のくせ毛さんの扱うコツ
ドライな状態とウェットの状態で大きくうねりの出方が違う捻転毛のくせ毛さんの活かすポイントはその綺麗な濡れている時のウェーブを再現する事。
そのためウェット状態でのスタイリングが基本となります。
コールドパーマと扱い方は似ていますね♪
捻転毛にはジェルが相性良し
なのでムースなんかも良いのですが、揮発しやすいためオススメはジェル系のスタイリング剤で仕上げる事です。
髪をムラなくウェット状態(水滴が落ちない程度)にしてスタイリング剤を揉み込み自然乾燥or形を崩さないように弱風で優しく乾かす。
そうすると、活かし方なんてない!って思っていたくせ毛も唯一無二のウェーブヘアに変わります♪
捻転毛を活かすスタイリング剤の例
アウトバスオイル
スタイリング
夜はゴールデンホホバオイルを満遍なく染み込ませ保湿し乾かしてケア、朝に髪をウェット状態にしてカーリーミージェルをもみ込む。
ジェルの上から追い足しで少量ゴールデンホホバオイルを揉み込んでキープ力と柔らかさを上げるのもオススメ♪
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まとめ
くせ毛は嫌々ストレートにしたり抑え込んだりするのではなく、活かしていく時代。
パーマブームに溶け込んで、あなたの個性も楽しんでいきましょう♪
ネガティブに考えてしまっていたあなたの一部も、向き合い方を変えると実は隠れた魅力の1つだったんだなって感じ方も変わってきますよ。
ぜひこの機会に昇華させてみてくださいね♪
また活かし方だけではなく、トータルでケアまで考えていきたい方はこちらの「くせ毛のオトモ」のページもご参考ください。→くせ毛のオトモ
ではでは。