くせ毛さんは誰しも1度は憧れる美しい艶のある髪。美髪なんて最近は呼ばれたりしますよね。
その美髪の最も代表的な方法としては縮毛矯正があげられます。
ただ、縮毛矯正と聞くとネガティブな印象を持たれている方も割と多いんですよね。
ってお話も本当によく聞きます。
特に毎年この年末時期には増加傾向でもあるんですよね。
縮毛矯正は長く続けられないものなの?リスクしかないメニュー?綺麗な理想の美髪は美容室後だけ?
色々と疑問に思ってしまうのも無理はないかもしれませんが、これは縮毛矯正の仕組みを知るとほぼ防げる事でもあるんですよ。
そこで今日はこの縮毛矯正のデメリットを消して美髪を維持、艶を味方にし続けるコツを縮毛矯正の仕組みと共にお話してみようと思います。
目次
艶髪になる【原理】と間違えてはいけない部分
まず縮毛矯正の仕組みを簡単に解説すると
- 髪の結合を切る薬剤で形を変えられるようにする
- ストレートアイロンで髪を真っ直ぐに成形する
- 髪を再結合させる薬剤で固定する
こんな感じ。 髪の整形術みたいなイメージですね。
全ての工程がもの凄く大切なのですが特に2番目のヘアアイロンでの成形が上手い美容師さんに当たると髪1本1本のねじれまでキレイに伸ばせるので圧倒的な艶が髪に再現されます。
縮毛矯正で艶髪を維持するのに抑えるべき点
少し話がずれましたが、縮毛矯正とは薬剤を使って髪をキレイに見えるように作る施術。
この、髪をキレイに「見えるように」って部分がポイントなんですよね。
見た目は誰もが羨む艶髪、だけど中身は薬剤を使っている以上は絶対にダメージがあります。そのツヤに隠れがちですが薬剤の負担は目に見えずとも必ずあるんですよね。
そして縮毛矯正は美容室の中で1番2番を争うダメージの大きい施術。
失敗が多発するのも無理はありません。
ただ縮毛矯正の特徴上、これを限りなく消す方法があります。
美髪を「作る」のは【リタッチ施術】
巷では「弱酸性縮毛矯正」とかが流行っていますが、縮毛矯正で美髪を作るのに必要なのはそんなんではありません。
弱酸性矯正というのはただ単に使う薬剤の種類なだけで「塩つかうか醤油つかうか砂糖つかうか」そんなもん。
弱酸性かアルカリ性か、または中性か。
髪質に合わせて選ぶもので大体の縮毛矯正が得意な美容師さんは誰でもできます。特別なものでもない。
アルカリ矯正や弱酸性矯正よりも大切なこと
それよりも大切な美髪を作る要素は「リタッチ」です。
縮毛矯正はカラー等その他の施術と違い「施術箇所は半永久的にストレート」という特徴があります。
そのため次に縮毛矯正する時には1度あてた部分は薬剤を反応させる必要はなく、新しく伸びてきたくせ毛の部分のみを施術するリタッチという方法で状態をキープする事が可能なのです。
リタッチを取り入れれば縮毛矯正のダメージはほぼ気にならなくなる
1回の髪の毛への負担は他の施術に比べて大きいかもしれませんがリタッチを徹底すればダメージが重なる事がなく、チリチリに失敗って事も限りなくなくなってきます。
これが縮毛矯正との基本的な付き合い方。
リタッチのみを繰り返してキープされた艶はまさに美髪と呼ばれるものになります。
縮毛矯正のリスクを消すのはトリートメントでも弱酸性矯正でもなくリタッチによるダメージコントロール。
美髪の要だけでなく年末の思わぬトラブルも防ぐ事が出来るので縮毛矯正と上手く付き合っていくには必須事項ですよ♪
縮毛矯正を活かし「魅せる」のなら【ヘアオイル】
次に、縮毛矯正の施術の仕組みから艶を味方にするためのコツについて考えてみましょう。
せっかく縮毛矯正のトラブルを回避しても「魅せる」事ができないと勿体ないと僕は思うんですよね。
長時間施術の末に手に入れた髪、ただくせ毛が真っ直ぐになったってだけじゃなく上手く楽しんでいきましょう。
縮毛矯正の後は必ずケアオイルで保湿
縮毛矯正はその施術の中で薬剤と熱を使っていますよね。
そのため見た目は艶やかでも乾燥が起こりやすく、そこからくる摩擦によって劣化しやすくなっているのです。
ただ単にダメージケアとして考えるのではなくこの乾燥と摩擦の2つに対して注目してあげると「しばらく続けるとパサパサになった」という事もなくなります。
そのために必要なのが「アウトバスオイル」
「ケア」って考えるとサロンでのトリートメントを思い浮かべがちですが、年単位で数えると回数ってしれてますよね。
月1でケアに通っても年12回、その他の353日は自宅でのケア。
比率で見るとどちらに力を入れればいいのかは一目瞭然です。僕がアウトバスオイルでのホームケアが重要と感じているのはこのため。365日、艶を魅せてくれます。
そして、なぜオイルかというと
ミストやミルクと他にもドライヤー前の洗い流さないトリートメントは種類がありますがオイルが1番保湿力が高いから。
ミルクやミストは髪の「質感」を作るのに優れていますが保湿力は劣ります。加えて質感は縮毛矯正ですでに作られているので見る必要がないんですよね。
縮毛矯正の後のデメリットはヘアオイルでのケアで打ち消して艶の再現性をキープしましょう♪
僕が縮毛矯正に関するサロンワークで使っているアウトバスオイルはこの「RIRIオイルゴールド」と「ホホバオイル」なのでご参考までに。リンク先で詳細がみれます♪
RIRIオイルゴールド
▶︎RIRIオイルゴールド
保湿+サラサラ感が好きな方はこちら向き
ゴールデンホホバオイル
▶︎ホホバオイル
詳細はこの記事にて→くせ毛さんの万能トリートメント
既にダメージによる広がりを感じる方はこちら向き
髪の健康美を「維持する」のは【硬化にアプローチしたベースケア】
最後に縮毛矯正で形成された艶髪を劣化させずに維持し続けるために必要な部分のお話。
艶髪って1度綺麗に仕上がっても美容室後の数日だけとかだと非常にコスパも悪いってなってくると思うんですよね。
そこで目を向けて欲しいポイントが前の項と同じホームケアなのですがその中でもベースケア。お風呂場でのシャンプーとトリートメントです。
ホームケアは熱と硬化をケアできるものを
縮毛矯正はその施術の中で熱を使うため施術後しばらくはサラサラ感が続きますが、経年劣化というか時間の経過とともに多少なり髪が硬くなってきます。
この熱ダメージによる髪の硬化が縮毛矯正の最大のネック。
ただ言い換えるとこの熱の硬化さえフォロー出来れば縮毛矯正は世間一般でいう「美髪」というものに最も簡単になれる方法な訳です。
闇雲にダメージケアとかくせ毛用とか曖昧な括りのベースケアは選ばずにきちんとアプローチしてくれるものを選択してみて下さい。
艶や質感の持ちが目に見えて変わってきますよ。
縮毛矯正のその後のケアは、サロントリートメントに毎月通ったりあれこれ試すよりも熱ダメージに特化したシャンプートリートメントに投資するのが最短かつ最コスパ高です。
髪の魅力は誰でも手に入れられる諦めなくていいものなんですよ♪
今どれがいいのか分からないって方は僕がサロンで実際に提案しているのはこの「RIRImimi」のシリーズなので1回詳細見てみてくださいね♪
RIRImimiシャンプー&トリートメントの記事はこちら→縮毛矯正毛の新ホームケア
まとめ
今日のお話をまとめると
- 縮毛矯正のデメリットを消して美髪を作るのは【リタッチ】
- 艶を活かして魅せるのは【アウトバスオイル】
- 美髪を維持し続けるのは熱の硬化に対応した【ベースケア】
縮毛矯正と上手く付き合い続けていくコツはこんな感じですね♪
特に1つめの「リタッチ」に関しては本当に大切。
年末などの繁忙期に起こりやすい縮毛矯正トラブルをこちらから回避出来る方法の1つなのでこれだけでも今日は覚えてみてください。
2つめ3つめのポイントはその後、出来上がった艶髪を最大限活かして維持していくための要素。
縮毛矯正のデメリットを消してトラブルを克服するだけでなくせっかくですからこの機会に美髪にまで昇華させてみましょう♪
正しく理解してあげないとなかなか上手く付き合えない縮毛矯正ですがひとつの知識として向き合ってみると、どんなものよりあなたの魅力を引き出す美髪の立役者になってくれます。
ぜひ今日の3つのポイント試してみてくださいね♪
きっと1年後にはあなたの髪と取り巻く環境は大きく変わっているはずですよ♪
ではでは。