くせ毛を活かす。
そう一括りに言っても
くせ毛のタイプなんて
その人その人によって違うし
それに応じて
活かし方も変わってくるものです。
僕がくせ毛特化美容師として
本格的に活動し始めた頃には
「くせ毛を活かす」って
あまり聞きなれないワードでしたが
今では当たり前のように
検索しても出てきますよね。
どうしても
避けられたり選択肢が限られていた
【くせ毛】にとっては
新しい道が出来るのは
とても喜ばしいことです。
ただ
その中でよくご相談にあるのが
「くせ毛を活かして失敗した」
という内容。
特に
チリチリジリジリと広がる
髪1本1本に捻れのある
捻転毛のくせ毛さんに多いです。
といった実際のお悩みの声も
あったりしました。
って思われている方も
いらっしゃいましたが
全然そんな事はありません。
苦戦しがちな捻転毛さんには
捻転毛の特性に合わせた活かし方が
あるんですよね。
くせ毛のカットももちろん大事ですが
カット以外の部分で
何を組み合わせるかが
1番の肝になってきます。
これが
「今まで活かせなかった理由」
だったりもするんですよね。
ではその
くせ毛を手懐ける3つのポイントを
お話していきます。
目次
まずは何よりも「スタイリング剤」の合わし方
くせ毛のケア
くせ毛を扱えるようにする
くせ毛を抑える治す
そう考えるとどうしても
=どんなトリートメントをする?
といった
「施術」でどうにかするって
発想になりがちですよね。
これは大きな間違い。
くせ毛はトリートメントでは治らない。だからメイクアップして活かす
くせ毛を「活かす」のに必要なのは
くせ質に応じたスタイリング剤
そして
それによるくせ毛のメイクアップ
スタイリングです。
くせ毛を活かすには何よりも
スタイリングが必要不可欠。
捻転毛のくせ毛さんのジリジリ質感を活かすには
今回の捻転毛のくせ毛さんの場合
- 乾くとジリジリと広がる
- 乾いているとまとまらずバラける
- でも濡れていると綺麗なウェーブ
こういった特性があります。
今までの「一般的」なやり方で
くせ毛が手懐かなかったのは
この特徴を無視していたからで
要は
「濡れている状態のリッジ」を
スタイリングで再現すれば
活かす事が可能なんですよね。
そのためのスタイリング剤と
組み合わせを3つご紹介します。
捻転毛さんにオススメのスタイリング剤3選
捻転毛のくせ毛さんと相性の良いスタイリング剤は
カーリーミージェル+ゼロワンゴールデンホホバオイル(1番オススメ)
くせ毛にジェル。
ウェット状態に髪をして
ジェルを揉み込み
自然乾燥または弱風で乾かす。
これが1番再現性高く
簡単なスタイリング方法。
揮発するのを防ぐため
上からホホバオイルを重ね付けして
持続性アップを。
くせ毛を活かす初心者さんは
まずはこれを試してみてください。
>>こちらのリンクからご購入できます
>>ゼロワンゴールデンホホバオイルはこちら
ゼロワンゴールデンホホバオイル+Voiヘアバター
ホホバオイルとバームの組み合わせ。
ジェルが苦手な人はこちらがおすすめ。
同じく髪を濡れている状態にして
ホホバオイルを馴染ませ
その後にVoiを薄付けで重ね塗り
最後に弱風で仕上げる。
ホホバオイルに関しては後述しますが
髪内部の保水率と保湿力を上げて
ウェーブを再現するスタイリング。
柔らかい印象になりやすいです。
ただし
ジェル系に比べてカバー力を劣る。
>>Voiのご購入はこちらのリンクから
ムース+カーリーミージェル
ムース+ジェル。
ムースを揉み込みウェーブを戻して
ジェルを重ね塗り。
そのまま自然乾燥か
弱風ドライで仕上げ。
ウェット状態にあらかじめしなくても
スタイリングできるので
朝の時間がかからないのが利点。
オススメのムースは
ウェーボスプリングパフ♪
3つのくせ毛のスタイリング方法。
あなたの好みやライフスタイルで
1つお気に入りを選んでみてください。
詳しいスタイリングの仕方等は
LINEでもお応えしますので
ご遠慮なくご相談くださいね♪
捻転くせ毛さんは「ホホバオイル」が必須
ホホバオイルは
全ての捻転毛のくせ毛さんに
必須なアウトバスオイルです。
ドライヤー前の
洗い流さないトリートメントとして
スタイリングの補助剤として
万能な働きをしてくれます。
捻転毛さんがカバーすべきところ
捻転系のくせ毛さんは
- 髪内部の水分量が少ない
- 保湿力も乏しい
といった面があり
これが強烈な広がりや
パサパサした質感の原因です。
捻転系くせ毛にゴールデンホホバオイルが有効な理由
これに対して
唯一、有効なのが
未精製の金色のホホバオイル。
ゴールデンホホバオイルは
存在する天然オイルの中で
髪内部に浸透する事が
唯一発見された油分なんですよね。
加えてその主成分が
ほぼワックスエステルなのもあり
ホホバオイルを髪に使用すると
髪の内部の保水率を引き上げ
保湿力も高めてくれる。
くせ毛さんにとって
最高の働きをしてくれるのです。
特に捻転毛のくせ毛さんにとっては
なくてはならないといっても
過言ではないくらいのモノ。
必ず手に入れておきましょう。
ホホバオイルについては
こちらの記事も読んでみてください♪
→捻れくせ毛さんの万能トリートメント
ゼロワンゴールデンホホバオイルの解説はこちら→ゼロワンゴールデンホホバオイル
ベースケアはこれ1択。その理由は
最後にベースケア。
シャンプーとトリートメントのお話。
「くせ毛を手懐ける」という点では
上記2つのポイントで理論上は
正直、事足ります。
おまけ程度で読んでいただければ。
ただでも
実際のサロンワークで感じたのが
手懐け活かす方法は分かっていても
土台となる髪のコンディションで
自分でスタイリングする時の
ハードルが決まるかも
と感じたこともありました。
活かせるか活かせないかの
0か100ではなくて。
簡単に言うと家での再現性ですね。
活かし方は分かっていて
サロンでも楽なスタイリングで
ウェーブスタイルに出来ていた
でも
家でやってみるとなかなか難しい。
理想の形と少し違う。
このギャップを埋めるのが
ベースケアなんですよね。
くせ毛に過剰な洗浄力はNG
捻転毛のくせ毛さんが
自宅での再現性でつまずく原因が
乾燥と硬さ
この2つです。
シャンプーの洗浄力が合わず
パサつき硬さを生む。
これがスタイリングしにくさだったり
仕上がりの質感の悪さに繋がる。
ただ洗えていないと意味がない。
僕が感じる理想のバランスは
- 刺激は優しめ
- でも泡立ちが良い
この2点です。
シャンプーってゴシゴシして
汚れを落とすのではなくて
泡で汚れを浮かせ絡めとる
本来の役割ってこうなんですよね。
食器用洗剤のCMでもそうですよね。
泡立ちが良いのは必須条件。
プラス、元々乾燥しやすく
デリケートな捻転毛さんは
刺激にはめっぽう弱い。
なのでシャンプー自体の刺激は
マイルドなもの。
この条件で
シャンプーとトリートメントを
選んでみてください。
スタイリングのしやすさと
仕上がりの質感は
目に見えて変わります。
くせ毛さんにオススメはパラシャンプー
ちなみに僕が愛用しているのは
Paraシャンプー&トリートメント
その配合されている成分の
働きや効果はもちろんですが
触ってすぐ分かる
柔らかい洗い上がりは
他にはないんですよね。
そのため捻転毛さんの要になる
ホホバオイルの乗りも
格段に良くなります。
くせ毛を「活かす」選択なら
迷わずおすすめします。
>>Paraシャンプー&トリートメントの詳細はこちらからどうぞ
ベースケアを変えない
=なりたい自分を諦める
あまり重要視していない方も
多いのですがベースケアって
それくらい大切な部分なんですよ。
ぜひあなたの悩みを
個性に変えるパートナーと思って
選んでみてください。
まとめ
苦戦しがちな
捻転毛くせ毛さんの活かし方。
いかがでしたか?
「くせ毛」と言う分野は
ここ数年で開拓されてきましたが
蓋を開けてみたら
結局は縮毛矯正しかない
難しいくせ毛は無理
そんな「くせ毛特化」の乱立を
感じざるに負えない気がします。
でも
本当は
活かしても無くしても
自由自在なはずなんじゃないかなと。
特にこのジレンマのある
捻転系のくせ毛さんに
選択肢の1つとして
知ってもらえたらなと
この記事を書いてみました。
くせ毛カット
くせ毛特化スキル
いろんなくせ毛〇〇を
見てきましたが
もっと多角的に
髪の事を見てみると
「私のくせ毛っていいじゃん」
って思う人も増えるんじゃないかな。
僕がそうだったように。
少し長くなりましたが
あなたの「個性」の
扱い方の1つとして
よかったら今日の内容を
覚えておいてください♪
ではでは。